ファイナンス

金融リテラシーの低い人 情報弱者は搾取されるだけ

金融リテラシーというと堅苦しい言葉だが要は、

お金の知識のこと。

金融リテラシーの低い人が陥る罠は、2つある。
金融トラブルに巻き込まれやすいことと、投資のハードルが高いことだ。


1.金融トラブルについて

金融リテラシーが低いと、
「借金の怖さ」がわからない。

テレビでは、消費者金融のコマーシャルが良く流れている。
それも、さわやかなイメージで。

給料日前で、お金がピンチだ!と、消費者金融に飛びつく人は、金融リテラシーが低い人だ。

このような人は、利息と複利の知識がないからだ。
借りたお金に利息を付けて、総額いくら返済するのか、計算できない人だ。

金融の知識があれば、決して利用しない。

10万円借りて、利息が18%だとする。
1年後は、100,000円×1.18=118,000円・・・①となり、2年後は、①に18%の利息が付く。
①×1.18=139,240円

5年後の総額は、
100,000円×1.18×1.18×1.18×1.18×1.18=228,775円

これが「複利」

「72の法則」これを使えば元金が何年で倍になるか、簡単に計算できる。
72を利息で割った数字が、倍になるまでかかる年数だ。

利息が7.2%の場合、72÷7.2=10 10年で倍になるということ。

金融リテラシーが低いと、
「おいしい話」に飛びついて騙される。

昔から相変わらず、元本保証、利回り確定商品が出回り、詐欺にあう人が後を絶えない。
最近では第一生命の元優績社員による詐欺事件があったね。

チャールズ・ポンジというイタリア人がアメリカで、出資してくれたら90日で40%の配当を約束すると言って出資金を集めたが、実際にはその出資金を運用しておらず破綻した事件があった。
これは1919年の話だから、100年も前から、この手の詐欺話は脈々と受け継がれているのだ。

そもそも、元本保証で利回り確定、とうたって出資金を集めるのは、出資法違反となる。
銀行でさえ、国のバックがついて、元金保証は、1,000万円までだ。
また、事業に出資するのだから、成功すれば配当があるが、失敗することもある。

必ず成功する事業なんて、この世に存在しない。

少し知識があればわかる話。

2.投資のハードルについて




画像:かわいいフリー素材集 いらすとや
金融リテラシーが低い人は、

投資ができない。

何が良い商品なのか判断できないからだ。(そのくせポンジスキームには騙される)
投資をせず、いくら節約で毎月お金を残しても、貯金だけではお金は増えない。

例えば、毎月3万円貯金を20年間続けたら、3万円×12か月×20年=720万円

これを銀行に預けているだけだと、普通預金残高は、千円以下切り捨てで、

7,200,000円だ。

投資信託で運用し、平均5%の運用実績だとすると、税引き後(20.315%)で、

10,933,484円

また、積立NISAであれば、非課税なので、

12,225,960円

となる。平均5%の運用実績は、過去の実績から見てかなり低い水準だ。
節約だけでは、なかなかお金が増えない。

金融リテラシーが低い人は、「お金持ちにはなれない」

ABOUT ME
とおる
人生のいろいろな事情を経験してきた50代。 社会に出て、最初の20年はとにかくお金に無頓着。なぜ自分がこんなことになっているのかすらわからない状態。その後約10年、生命保険代理店で法人担当の仕事を週7日で勤務。多くの経営者と接するうちに、失敗の原因が見えてきて、ビジネス書を読み漁るようになる。時々、政治や歴史書を織り交ぜながら。