生命保険

資産運用に変額・ドル建保険で、ってどう?保障と運用は別物

保険と資産運用は別枠で考える!

保障を確保しながら、解約返戻金があり、老後資金にも活用できる「終身保険」を案内されたことがあるのではないかと思います。

終身保険には、円建て、ドル建て、そして変額があります。保険会社は集めた保険料を運用して、将来の保険金や解約返戻金の支払いに充てます。それぞれどのような商品か説明します。

1.円建て

これは集めた保険料を、日本国債で運用しています。30年前であればともかく、現在の利率はスズメの涙です。したがって円建ての終身保険で、30歳男性が30年積立しても返戻金は、利回り1%にもならない程度です。

2.ドル建て

この商品は、アメリカ国債で運用しています。日本国債よりも利率は良いのですが、為替のリスクや、円からドル、その反対とお金を移すたびに手数料が発生します。
利回りは、円建てより少し良い程度です。

3.変額

この商品は、保険料を投資信託で運用します。正確には保険会社が直接買い付けているので厳密には投資信託ではないのかもしれませんがここでは投資信託とします。

円建てドル建て商品は、設計書を作ってもらうと将来の返戻金は確定(それぞれの通貨建てで。積立利率変動型除く)しますが、変額は運用実績で返戻金が上下します。

ちなみに家族に加入させた、ソニーの変額終身やアクサのユニットリンク保険(養老変額保険)は、約8年かかって、返戻率が100%超えてきたところです。

運用だけを考えたら、S&P500インデックスファンドと競争させていたら当然負けるでしょうし、積立NISAやiDeCoの優遇税制を活用したほうが良いに決まっています。

加入させている変額保険で面白い実績を上げているのは、ソニー生命の変額有期(養老のこと)77歳満了一時払いです。毎月(毎年や半年払いもある)払いではなく、いっぺんに保険料を払込むタイプで、約100万円払込ました。

2年で約15万円増えたので利回り7%ちょっとというところです。3年たったのでもうじき届く、運用実績の案内が楽しみです。
この調子で77歳満了まで運用されると、約500万円になります。

しかし、この商品、なじみがないと思います。

外交員(特に代理店の)が積極的に売っていないのです。

なぜかって?

手数料が安いんです。

保険は、あくまで保障のため。掛け捨ては嫌だという方もおられますが、掛け捨て分の保険料に、返戻金分の保険料をプラスされているだけです。かつ、運用実績はインデックスファンドに、ほぼ負けます。

保障と運用は別枠で考えましょう。

 

ABOUT ME
とおる
人生のいろいろな事情を経験してきた50代。 社会に出て、最初の20年はとにかくお金に無頓着。なぜ自分がこんなことになっているのかすらわからない状態。その後約10年、生命保険代理店で法人担当の仕事を週7日で勤務。多くの経営者と接するうちに、失敗の原因が見えてきて、ビジネス書を読み漁るようになる。時々、政治や歴史書を織り交ぜながら。