生命保険

生命保険は必要なのか 日本人は入り過ぎ

不要とまでは言わないが、適正な保障額を理解している人は少ない。

保険に入りすぎで家計を圧迫している。

家計を圧迫しているから、あなたの資産形成にブレーキがかかっています。

民間の保険に頼らなくても、公的保障、社会保険制度は世界中を見ても日本は充実しています。

社会保険料は、給与から天引きされているので、手取りが少ないなと嘆くことはあれど、自分がどれだけ公的保険に入っているのか把握できていない人が多い。かつ、保険料の半分は会社が負担しているので全体の保険料は結構な金額になります。だからこそ給付の対象になってしまった時、国は手厚い保障をしてくれ生活を守ってくれるのです。

ではどうすれば適正な保障額を把握できるのでしょうか。

人生の中で起こりえるリスクとして4つを以下に挙げてみましょう。

1.死亡時

大事な大黒柱であるあなたが、配偶者と子供を残して死んでしまった時、遺族年金があります。

亡くなったことによって、生計を維持されていた遺族の生活保障のための年金です。

受給要件を満たすことが条件ですが、配偶者と子供一人であれば年間1,006,600円が子供が受給要件から外れるまで支給されます。

この制度のおかげで何とか子供を社会に送り出すまでのベース資金となります。

もちろんこの制度で今までの生活レベルに戻るわけではないので、今までの収入を基準にすると、遺族年金だけでは足らない金額を民間の保険でカバーすることになります。

貯蓄があればそれを取り崩せば、保険料のコストは下がるし、配偶者は働きに出るであろうからその収入分も加味します。 また、細かいことを言うと、亡くなった大黒柱の生活費はかからないのでその分支出は低くなることも忘れずに。

このようにシミュレーションをして、生活費が足らない分、民間の保険に入るべきです。入るのであれば「収入保障」という形の保険です。

2.病気けがで治療費がかさむ時

特に、がんや、心疾患、脳疾患、いわゆる三大疾病にかかった時、結構な治療費となります。

治療費に100万円かかったして、3割負担だと30万円になります。

30万円でも結構な負担。しかし、高額療養費制度があります。

69歳以下で、年収370万円から770万円の人は、80,100円+(医療費ー267,000円)×1%なので、上記の場合、

80,100円+(1,000,000円ー267,000円)×1%=87,430円の自己負担ということになります。

3割負担なので、この制度で300,000円ー87,430円=212,570円を国が負担してくれます。

最近の入院事情ですが、短期化しています。社会保障費も潤沢にあるわけではないので、治療ごとに入院日数をデータ化、基準日数を割り出し、それ以上日数をかけると病院は儲からない仕組みとしているので短くなっているのですね。

長くて1か月入院したところで、9万円弱+入院費を払ったところで15万円まででしょうか。このリスクをヘッジするために毎月4,5千円の医療保険に入るのは要検討です。

池江璃花子さんの白血病の場合、10か月の延べ入院日数と、骨髄移植、その後約1年ぐらいは高額な薬を投与されるので、本人の収入にもよりますが200万円は自己負担になります。もちろん個室は別料金。

民間の保険に入っていなければかなりの負担ですが、家族親族がサポートすれば乗り切れます。そのようなサポートされる人間でいるよう普段の行いも大切ですね(笑)。

3.長期にわたって働けなくなった時

福利厚生が手厚い会社や、公務員であれば、かなりの期間を保障してくれますが、そうではない小さな会社であれば、傷病手当金があります。

就業不能による収入減を補填してくれる保険は、いろいろな会社が出していますが、結局どこまでリスクを想定するかですね。

個人的にはいらないと思います。私の場合、精神疾患にはならないと思うので。いよいよの場合、生活保護があります。

4.介護が必要になった時

これは長生きのリスクとも重なるのですが、3つまでのリスクと違い、未来の話になります。30歳の人であれば、40年から50年あるわけですから、それまでにしっかりと貯蓄と運用に励めば、お金に困ることはないはずです。

民間の介護保険がありますが、その保険料は運用に回したほうが良いです。

ネットで投資信託

むしろ、現在、自分のことより親が介護状態になることがリスクですかね。

今、70歳80歳の方で、厚生年金であれば、介護保険のおかげで、年金の範囲でカバーできます。国民年金だと、子供の支援が必要となりますが。

親の年金確認は必須です。

40年50年後は、年金がなくなることはないでしょうけど、厚生年金でも特別養護老人ホーム等の施設に入るのに、年金だけではカバーできないという前提で準備をするべきです。

大きく4つのリスクについて説明しましたが、結局どうやって適正な保障額を算出するの?と思われる方が多いと思います。

これは自分で調べるしかありません。知る調べるは基本!自分のお金です。概要はブログで書いています。

死亡保障の考え方(算出方法)

面倒がって、保険の外交員に相談してはいけません。外交員の収入はあなたの保険料から出ているのです。つまり、利益相反、なのです。

ネットで調べれば答えは書いてあります。それを理解できるかですが、人生で大切なお金の話です。やるしかない。

例えば、ファイナンシャルプランナー(FP)2級の勉強をしてみるのはいかがでしょう。試験の内容は、社会保険から生損保、金融運用や不動産、相続、税金とお金に関する勉強ができます。

自分のお金は自分で管理するしかありません。

 

 

ABOUT ME
とおる
人生のいろいろな事情を経験してきた50代。 社会に出て、最初の20年はとにかくお金に無頓着。なぜ自分がこんなことになっているのかすらわからない状態。その後約10年、生命保険代理店で法人担当の仕事を週7日で勤務。多くの経営者と接するうちに、失敗の原因が見えてきて、ビジネス書を読み漁るようになる。時々、政治や歴史書を織り交ぜながら。