生命保険

死亡保障の考え方 遺族の経済的損失をカバーすること(算出方法)


適切な死亡保障額の出し方は次の通り。

保険種類はどれが最適か

配偶者や子供を養っているあなたが、万が一の時、遺族が経済的に困らないようにする目的であれば、定期保険。
終身保険や、養老保険のように貯蓄性は必要ない。保険料は最安で選ぶ。

通常定期保険であれば、加入から満期までの間に亡くなれば、その保障額が支払われます。

しかし、上記の目的であれば、40歳の時と50歳の時では保障額は異なります。
子供がまだ未就学であれば、これから教育費がかかるのですが、成人していれば保障がなくても自力でカバーできるからです。

したがって、定期保険の中でも「収入保障」と呼ばれる定期保険が最適です。
名前の通り、あなたの収入が途絶えてしまった時に補填してくれる保険です。

例えば、加入時40歳で、子供2人、上が10歳、下が8歳。
下の子が22歳になる年まで保険期間を設定すると、大学卒業まで保障できます。
保険期間14年となります。

保険金額が10万円/月額で、加入したとして、支払い事由が発生した時、保険期間中は毎月10万円支払われます。

加入後5年目で支払い事由が発生すると、
10万円×12か月×9年=10,800,000円、の総額が支払われ、

加入後10年目であると、
10万円×12か月×4年=4,800,000円、となります。

通常の定期保険と違い、保険金額が年数とともに減っていく(逓減式)ので、保険料も安くなります。

社会保障制度による保障

あなたが40歳で亡くなったとすると、遺族年金がもらえます
保険料を滞納してないか等の受給条件はありますが、専業主婦家庭のサラリーマンであれば外れることはありません。

遺族基礎年金として、780,100円+子の加算(224,500円+224,500円)=1,229,100円
子が18歳になった年の3月31日をもって加算額は打ち切られます。

遺族厚生年金は、加入期間と収入の額で金額が計算されるのですが、今回、収入30万円、期間25年とすると、

遺族厚生年金=369,968円 が、遺族基礎年金に加算されます。

また、下の子が18歳になって遺族基礎年金がなくなると、中高齢寡婦加算585,100円が代わりに支給されます。

よって、支給金額/年額は、

上の子18歳まで、1,599,068円(月額133,255円)
下の子18歳まで、1,374,568円(月額114,547円)
配偶者65歳まで、 955,068円 (月額79,589円)

保険金額はいくらに設定すればよいか

あなたの手取りが30万円だったとするといくら保障すればよいのか。
あなたの生活費がいらなくなるので、食費や通信費等5万円が浮くとすると、25万円補填すれば良い。

遺族年金の最少となるのが、月額約8万円。
配偶者は当然働きに出るであろうから、その収入12万円。

20万円が、社会保障と自力で補填できたので、足らず5万円が保障してほしい保険金額となる。

40歳男性で、54歳満期の5万円収入保障はかなり安い保険料となる。
生命保険はこの程度で十分なのである。

実際は、保険期間の制約があったりと、上記の条件の保険が組めないことはあります。
また、保険会社によって、健康状態、喫煙の有無、セーフティードライバーの有無で保険料が安くなるので、健康に気を付け、たばこは吸わず、安全運転を心がけてください。

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ABOUT ME
とおる
人生のいろいろな事情を経験してきた50代。 社会に出て、最初の20年はとにかくお金に無頓着。なぜ自分がこんなことになっているのかすらわからない状態。その後約10年、生命保険代理店で法人担当の仕事を週7日で勤務。多くの経営者と接するうちに、失敗の原因が見えてきて、ビジネス書を読み漁るようになる。時々、政治や歴史書を織り交ぜながら。