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億万長者になるのは簡単だった!③億万長者の統計データ

となりの億万長者(トマス・J・スタンリー氏著)
成功を生む7つの法則

この本に出てくるお金持ちは、時間をかけてお金持ちになる方法であり、ギャンブル等で財を成したのではなく、努力して資産を築いた話です。
また、一人の成功者の話ではなく、数多くの成功者の特徴をデータで示し、再現性のある大いに参考になる方法です。

1.収入よりはるかに低い支出で生活する

はるかに」が重要です。

例えば、収入20万円に対して支出15万円の場合、毎月5万円貯蓄できます。
この場合、収入の25%を貯蓄しているので悪くはないですが、1億円貯めるには166年かかります。

収入100万円あっても、支出が15万円という慎ましい生活ができると、毎月85万円貯蓄ができ、10年で1億円貯まります。
これが、「はるかに」の意味です。

収入と支出の差が大きいほど資産は増える、当たり前の大原則です。

100万円の収入があっても支出が100万円の人は、蓄財劣等生です。
見た目は、派手な、裕福そうに見えますが、資産は0円なので、お金持ちではありません(当たり前すぎですな)。

2.時間、エネルギー、金を効率よく分配する

お金持ちになるための努力をどれだけしているかということです。
エネルギー配分で、時間とお金をどこに投資するのか、今までは重要だったけどこれからはどうなのか検証していくこと。
今まで通りと、流されないことが大切!

例えるなら、経営者マインドを持つこと。
経営者は、会社にある資産、人・お金・時間をどこに投入して利益を最大化するのが仕事。

従業員マインドは、指示を待って与えられた仕事をこなすのみ。
もちろん、会社にとって任せた仕事をやり遂げてくれるのはありがたいが、自分のお金を指示待ちではいつまでたってもお金持ちにはなれないよ。

まずは、支出を見直す。そして余ったお金を運用する。
この慎ましい生活ができるようになると、今度は収入を増やすことにエネルギーをつぎ込む。

収入が増え、はるかに低い支出で生活できるようになると、億万長者へ加速していく。

先に収入を上げるだけだと支出も増えて、いつまでたっても億万長者にはなれないよ。

3.資産家は、金の心配をしないで済む事の方が、世間体を取り繕うよりも大切だと考えている

億万長者は、お金を持っていることを称賛してほしいのではなく、経済的自由を手に入れることで自分らしい人生を送りたいのです。
お金の心配をすることが一番嫌いだから、豪邸や、人が振り返るような高級自動車、プライベートジェットで行く海外旅行などは優先順位が低い。

彼らは、お金は、貯めたり増やすものであり、使うためだけのものではない、と思っています。

4.親からの経済援助をうけていない

データで見ると、億万長者は一代で財を成している。
つまり、相続や贈与で財産を築いたのではない。

財産を与えられた人は、

・貯蓄より消費に回す傾向がある。
・自分の財産と親の財産を同一視している。
・親の財産を見込んで安易に借金をする。

つまり、親が金持ちで、その財産を与えられる環境の人は、
貯める力:慎ましい生活で支出を抑える
増やす力:貯まったお金を正しく運用する
稼ぐ力 :収入を上げる努力をする

この3つの力を身につけようとしなくなる傾向がデータから読み取れます。
浪費癖がついてしまうようです。

5.子供たちが経済的に自立している

億万長者は子供に対してお金持ちだとは教えない。
自分で億万長者になる力がつかなくなるからです。

したがって、子供には、慎ましい生活ができるよう躾け、お金より大切なものを教えます。

6.上手にビジネスチャンスをつかむ

ビジネスチャンスをつかむコツとは?
2.でも書いたように、経営者マインドを持つことが大切です。

今は副業が当たり前の時代。
サラリーマンだから、ではなく、脱サラしなくても副業をすることで経営者マインドを持つことができる。

ブログや、ユーチューブを今の仕事を活かして始めてみよう。
どんな反応があるのか、経験していくことが経営者マインドを育ててくれる。

努力なしで億万長者にはなれない。

7.ぴったりの職業を選んでいる

好きな仕事でないと、楽しく稼ぐことはできない。
億万長者になった人は、転職の回数が多い。

好きな仕事を見つけて、自分自身の資産「人的資産」を高めることが大切です。
嫌な仕事を我慢して働いても、自分のスキルは向上しない。

人的資産が高まると、自分のスキルがお金になる。
つまり、換金能力が上がる、ということです。

ここまでくると、仮に全財産を失うことになっても、また稼げばいいというマインドになるからリスクを恐れなくなる。
リスクを恐れないから、チャレンジでき、また成功する、という好循環になります。

まとめ

この本に出てくる成功を生む7つの法則は、統計データに基づいた妥当性のあるものです。
すなわち、億万長者になるための答えなのです。

いや、私はもっと違う方法でチャレンジする!って人は、山を登っているようで気が付いたら谷底に居た、という落ちが待っています。

この7つの法則を見て、よし、やってみよう!という素直な人が成功に近づいていきます。


ABOUT ME
とおる
人生のいろいろな事情を経験してきた50代。 社会に出て、最初の20年はとにかくお金に無頓着。なぜ自分がこんなことになっているのかすらわからない状態。その後約10年、生命保険代理店で法人担当の仕事を週7日で勤務。多くの経営者と接するうちに、失敗の原因が見えてきて、ビジネス書を読み漁るようになる。時々、政治や歴史書を織り交ぜながら。